飽きるというのは、刺激への慣れと言われているようだ。

別に難しい話ではない、マラソンの場合だ。
1ケ月ほど前に佐渡ヶ島206kmを43時間で一周したのだが、飽きはしなかった。
アップダウンも特になくただ延々と続く海岸線であっても、刺激がなくても飽きはしなかった。
辛いと思うことはあっても飽きはしなかった。

一方、いつもの練習コース、弦代公園の周回コースは、1.15km、もちろん慣れきっている。これをグルグルと回るだけなのだが、これもまた不思議と飽きない。

ところが、先日、葛西用水路沿いのコスモスロードをジョギングしたのだが、すぐに飽きた。
いつもと違うコース、コスモスが満開で良い景色なのに飽きるのだ。花が嫌いという訳ではない。むしろ好きなくらいなのに飽きるのだ。

見たままの外的要因でなく、心の持ちようが多分に影響していると思うのだが、「慣れ」と「飽き」を何故か思ってしまう今日この頃なのだ。