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 昨日、第36回安政遠足侍マラソンに参加した。

 

今回が3回目だが、いずれも三度笠の仮装での参加になる、最初に参加した6年前には、インタビューなど受けたが、今ではアイデア満載の仮装ランナーが多く、三度笠などは、ごく普通の仮装になってしまっていた。

 

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そもそも、この侍マラソンは、日本でもっとも古いマラソンにちなんで行われている。

 

今年で36回を数えているが、多くのランナーが仮装をして走るということでテレビニュースなどでもよく知られている。

 

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最古のマラソンの所以は、江戸時代後期の安政2年(1855年)に、安中藩の藩主、板倉勝明が、藩士を安中城から碓氷峠まで競わせた「遠足」について記した古文書が、1955年に地元の旧家から発見され、組織的に競った、つまり競技としてのマラソンの記録としては最古とされたところからきている。

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コースは、群馬県安中市の旧中山道沿いに行われ、碓氷峠越えの約30kmコースと、峠ふもとまでの約21kmのコースの二つあるが、わたしは前回に引き続き、峠コースを股旅三度笠の格好で走った。

 

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 いつもと同じく、色々な仮装を見て、話しをして、楽しみながら、ゆっくりと抜きながらのランになった。

太陽が照りつけ、仮装でも被り物をしているランナー達は、息も絶え絶えというような感じで足を運んでいた。色々な仮装の方たちがいるが、やはりその時々のトレンドを象徴する仮装がある一方、侍・武士の格好や、物なる仮装などもあった。

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横川の関所を越え、峠に入ると、ランナーもぐっと少なくなる。また、沿道の応援はないが登山者が声援を送ってくれる。

連休中の山登りの疲れが残っているのか、舗装路は快調に進めたが、山に入ったらほとんどが歩きになってしまった。

 

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ゴールは、熊野神社(旧軽銀座の山に進んだ場所)、茶店が数箇所あり、食券を使い、蕎麦と餅をいただける、かけそばと辛味餅に舌鼓をうった。
そしてバスで会場まで送ってもらったが、疲れもあり爆睡、そして、最後に、入浴券で、礒部温泉のめぐみの湯に浸かり帰路についた。

食事と温泉がついて、しかも大いに楽しめて、良い練習にもなる、良い大会と改めて思った。