堂場瞬一スポーツ小説コレクションというのが、実業之日本社文庫から出版されている。

最初に読んだのが、「水を打つ」だ、上下巻なのでかなりの長編だが、一気に読んでしまった。

内容は検索すれば直ぐに分かることだが、水泳のメドレーリレーがテーマになっている。

前回のオリンピックでも話題なり物議をよんだ、水着を縦糸に、それぞれの種目を泳ぐ泳者の葛藤を横糸した感じだろうか。

次に読んだのが、「チーム」だ。

これは、箱根駅伝の物語だが、そのチームが、学連選抜のチームを描いている。

「水を打つ」と同様に、チームの中に我儘というか、我自分の道を行くというアスリートがいて、チームとは、チームワークとはを考えさせられる。

チームなんて関係ない、それぞれのアスリートが最高のパフォーマンスを出せば良いのであって、チームワークなんて関係ないというのだ。

確かに一理あり考えさせるところがある。

ただ、この時の最高のパフォーマンスとは、どのような状況の時にでるのか。

それは、個々の力以上のもので、前のアスリートの思いを背中に背負い、次のアスリートへその思いを託すということなのだろう。

大変面白かった。

そして、今、読んでいるのが、「ミス・ジャッジ」だ。

まだ数十ページほどしか読んでいないのだが、日本人大リーガーと日本人初のメジャーアンパイアの物語になっている。

これもまた読むのが楽しみだ。