おれおれ詐欺に見られるように、「だます」というような犯罪は良くないことだ。
一方で、「だます」ことによるプラスの効果もあるという。
自然界における動植物の擬態、たとえば、カメレオンが周りの色に同化させてあたかもいないように天敵をだます。
先端技術では、人間の感覚をだますバーチャルリアリティ(仮想現実)もそのひとつだ。
だます、錯覚させるという点では、「だまし絵」も人の認知を利用している。
そして、薬のいくつかは、人体をだますことで薬効をもたらしているそうだ。
そんな、「だます」をテーマにした公開講座が東京大学の安田講堂で先週から始まった。
そんな講座について、時間をおくかもしれないが、これから書いていこうと思う。