今週初め、石巻で行われた本葬に出席した。
そう、あの3.11の東日本大震災の津波によってを亡くなられた方の本葬なのだ。
ご遺体が見つかったあと、仮埋葬し、6月に火葬されたのだが、やっとこの日に本葬となった。
あれから半年以上経つが、その時の話を聞いたり、送る言葉など耳にすると、涙がでてきた。
大きな幹線道路の中央分離帯の木々は全部、根元からない。
さらに分離帯にはなにやら大きな構造物が横になって放置されていた。
建物が少ないのは、がれき処理を行い、更地なっているからだろう。
それでも、まだまだ大きな建物の一階部分が破壊された状態というのもあるし、未だに船が路上に放置されていたりする。
その後、仙台空港の手前では、広い水田地帯に幾つもの車が横転したままだった。
あれから半年以上経ってもこの状態で、被害の大きさを改めて実感したと同時になんともいえない虚無感におそわれた。