昨年、平城京遷都1300年記念で開催された奈良マラソン、一回限りの大会かもしれないと思っていたが、今年も12月11日(日)に開催された。

宿泊は、大会会場のすぐ横にあるユースホステルだったので、9時スタートにも関わらず、部屋を出たのは8時15分ととても楽だった。

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トラックで軽くアップし、走友と二人でCブロックに並んだ。

9時にスタート、有森さんやセント君に見送られながら走り始めた、暫らくは下り基調だが、体が温まっていないので慎重に足を進めた。

足裏に故障をかかえているので、記録は望まず、カメラ片手に走ったのだが、このカメラが防水・防塵・GPS機能が付いているので意外と重たい。

走りながら片手でシャッターをきると、その重みで、微妙に被写体からずれて何も撮れていなかったりするので、何回となくシャッターをきった。

平城京跡を右手に朱雀門前を通過し、間もなく最初の折り返し、5km地点だ。

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ここからは奈良公園の先まで上りになる。

再び、平城京跡で立ち止まり写真を撮っていたら、応援の方が大変だと声をかけてくれた。

上りだが、今までのところは順調だ。

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近鉄奈良駅を過ぎ、左手に県庁、さらに東大寺と進み、奈良公園になる、ここで走友の奥さんから声援をもらった。

右手に折れると間もなく10km、左足裏に痛みがでてきたが、まだ我慢できる範囲だった。

長い直線的なコースも16km手前で左折すると緩やかな上りになり、やがて勾配が増してくる。

Pc110118長い竹を横にして、何人もの方が短い竹をバチにして打ち鳴らして応援してくれるのが嬉しい。

山のような上りは何とか歩かずに行けたが、下りは足裏の衝撃がきつくなってきた。痛み止めの薬は飲んだのだが、あまり効いていないようだ。

天理に入る、先に行った走友が折り返してきてタッチした、元気なようだ。

この天理の25km過ぎのエイドでは、ゼンザイを頂く、ほっと一息つきまた走り始めた。

ここでカメラのバッテリーが切れてしまった。GPSをOffにしておけば良かったとちょっと後悔したが後の祭りだ。

足裏の痛みから、たいした練習もせずに参加したので、だんだんと歩いたり走ったりという状態になってしまった。

ここからが、ゴールまでが非常に長かった。

途中、去年とコース変更になったところも小刻みにアップダウンが続き、元気だったらさぞかし面白いコースだろうにと思った。

大仏殿、39kmあたりで再び走友の奥さんに声援をもらうも、もはや応える元気がなくなってきていた。

最後の上りも歩きが多くなり、声援が多いなか辛かった。

そして、鴻池競技場の中に入りゴール、4時間41分52秒だった。

フィニシャータオルに完走メダルをかけてもらい、今年の最後のレースを終えた。

11月の河口湖マラソンがリタイアだったので、何とか完走できて良かった。

足裏の治療をしっかりとし、また来年、奈良マラソンに参加したいと思う。