11月3日(土)文化の日に開催された、湘南国際マラソンにスポーツボランティアとして参加した。
朝が早いので、平塚のホテルで前泊し、当日は6時に出発、茅ヶ崎サザン本部が設置される茅ヶ崎球場の駐車場に6時半前には着いた。
私の役割は、往路の第3給水(10.8km地点)と復路の第8給水(26.7km地点)を含むエリアのサブブロック長だ。
大きく二つ、給水チームとコース上誘導チームがあり、それぞれにチーフがいて、さらに細分化され、コース上誘導チームは4つに分かれリーダーがいる。
給水チームもチーフのもと、5班に分かれそれぞれに班リーダーがいる。
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他に救護所が設置され、医師とコーディネーターに一般ボランティアがいる。
ようは、組織化されたチームによって運営されるわけで、突発的な何かが起こらない限り、サブブロック長は雑用係のようなもので、いかに、チーフやリーダーがチームをまとめ易く動けるかを考えて行動すれば良いのだ。

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簡単にチーフ以上のミーティングを終えると、リーダーが集まりだし、一般ボランティアの受付を始める。
8時からの受付だが、だいたい8時前には受付を終えることが出来た。

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第3給水は、備品テントから、給水テーブルや水・スポーツドリンク・給食などを台車に積み、所定の位置に配置していく。
台車が4台しかないので、取り合いになるが、やがて収まる。

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ここ第3給水所の難点は、歩道と車道の間にフェンスがあることで、自由に行き来できないのが辛いところだ。
9時にフルマラソンがスタートしたが、コップに水やスポーツドリンクを注いでいく作業を延々と続ける。
あらかた良しとした頃、9時30分過ぎには、トップランナーが通過していった。
さすがに速い、後続が続かないので、ボランティア皆が拍手で見送った。

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やがて、ランナーたちが来始めた。
この時間に通過するランナーは、レーズンや飴などの給食は取らない。
平塚方面を見ると道路一面のランナーたちが見える、彼らが通過するときに給水が不足しないようボランティアの人たちも頑張っている。

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ランナーたちのマナーは良い。
ボランティアの人たちに「ありがとう」の声を掛けてくれたりする。
もちろん、ボランティアの人たちも、作業をしながら、「頑張って」「楽しんで」など応援していた。
第3給水所が第一関門となっており、閉鎖時間は10時56分だ。

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関門をギリギリ通過するランナーたちには、大きな拍手がおこる。
関門に未だ届かないランナーたちには、早くと大きな声援がおきた。

関門時間が過ぎたら、直ぐに撤収作業だ。
交通規制が解除されるので、まず車道の方を先に片付ける。
大量のコップが残ったが、それはある意味、ランナーたちに不便を掛けなかったということで良いのだが、片づけが大変だ。
重いテーブルをたたみ、台車に載せて元あった場所まで移動するが、最後のテーブルは交通規制が解除となったので、歩道側に移動し、歩道上で撤収を行った。
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撤収を終えた第3給水の各班は、終了ミーティングをして解散となった。
復路の第8給水所では、日差しが強くなり気温も上がってきたので、水が不足するといけないと、第3給水の余った水を台車に積み、持って行くことにした。
ランナーが走っているのでコースを横断することはできない。
海へ行く地下道を横断して持って行くが、重たくて腕が棒のようになった。
それでも給水は足りたので良かった。
第8給水所の先に柳島第3関門(28.3km地点)があり、13時17分に閉鎖された。
まだまだ歩いたり走ったりというランナーはいる。
このようなランナーたちを歩道に上げなければいけない。
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撤収も始まっている。
テントや給水テーブル、ゴミの回収など積み込むと、こちらも交通規制が解除された。

朝6時半から14時ぐらいか、濃密な時間が過ぎた。
ここ茅ヶ崎サザン本部のエリアでは事故もなく終えることができて良かった。