昨日今日と、いかにも新入社員という出で立ちの若者が、通勤電車でちらほらと見かけました。
わたしが新入社員だったのは、昭和49年ですから、もう40年前になりますか。
埼玉県内の中小企業、建設コンサルタントが勤め先でした。
そこで、知識としては知っていましたが、実際に動かしているのを始めてみたのが、このタイガー計算機です。
もちろん、既に会社には三角関数ができる電卓が1台ありましたが、その価格は、20万円ほどと記憶しています。
その時のわたしの初任給は、5万7千円でしたから、新入社員の給与の4倍弱だったことになります。
タイガー計算機は、間もなく姿を消し、1~2年後にはCASIOからポケット型の電卓が発売されました。
確か、15,000円程度だったと思いますが、会社で使うのに自腹で買いました。
これが、思い出すかぎり、自分のための初投資だったと思います。
自分自身で投資をしなければ、自分へのリターンはないと思っていますので、今でも良い選択だったと思っています。
ちなみに、自己投資の最高額は、昭和の時代のパソコン・プリンター一式で40万円でした。
会社を終え、自宅でプログラミングを一生懸命していたし、今だから言えますが、アルバイトもしていたな。
新入社員諸君、初給料ではぜひ、ご両親にプレゼントを、そして、少しお金を貯めて、自分自身のために投資をしてください。

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