一度行ってみたいと思っていた栃木県日光市の雲竜渓谷の氷瀑に行ってきた。
氷瀑を見るには厳冬期ということで、1月末から2月上旬までのおよそ3週間という短い期間しかない。
しかも知る人ぞ知る場所なので土日は混んでいる、さらに、東照宮の裏側の雪道を暫く車で走ってから歩き始めるので、 スタッドレスタイヤも必須なのだ。

初めてでコースも分からないことから、雲竜渓谷アイスワールドツアーに申し込んだ。

東武日光駅で受付、車2台でガイドが2人を含む11人だった。
登山口で、アイゼンを付け、ヘルメットを被った。
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9時10分、雪道の林道を時々休みながら歩く、1時間ほどしたら、大きな砂防堰堤が見える展望台に着いた。
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そこから林道を外れて渓谷沿いの雪道になる、何度となく沢を横断する、置石ではアイゼンが滑るので用心深く足を置かないといけない。
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2時間10分ほどで、渓谷が見える広場に着いた。
ここからは、氷瀑を見ながらの歩き、グローブを取っての写真タイムだ。
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奥へ行けば行くほど大きな氷瀑となり、その景観は圧巻だ。
この頃から雪が舞い始めて一段と寒くなってきた。
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林道入り口まで戻り、遅めの昼食だ。
事前にお握りなどの米類は凍ってしまうので、パン類がお勧めと聞いていたので、ガイドさんが用意した暖かい麦茶と一緒に頂いた。
寒いので早々に帰ることにする。

暫く林道を進み、それから脇道に入った。
単調な林道を帰るのは嫌だなと思っていたので、なかなか良かった。
雪の堰堤のなかを歩く、夏なら、土砂と水で歩けないだろうが、今はなんともない。
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元の林道に着いたのが、14時40分。
休憩を入れながら5時間30分、ガーミンの記録によると、距離は11km、最低標高946m、最高標高1,433m、累積標高差は674mだった。

晴れたり曇ったりだったが、思ったよりは寒さも感じず、良い体験ができた。
アイゼン初心者が多かったが、それほどの斜度はないし、距離も大したことがなかったので、無事に皆、帰路に着くことができた。

来年もぜひ行ってみたいと思っている。