初めて、秩父札所34ヵ所を巡ったのは、15年前、父親が亡くなった年だった。
特に信心深いという訳ではないが、父が亡くなって半年が過ぎた夏に父を思いながら巡礼道を走った。
暑い日差しのなか、時にはもうろうとしながら走った記憶がある。

そして15年経ち、再び、特に何を思うという訳ではないが、走友たちと巡礼道を走った。
信仰心の篤い人には怒られるかもしれないが、お寺を訪ね、巡礼道を行けば、何か心に残るものだ。

東武線羽生駅で乗り換えて秩父線に乗るつもりが、さすがに2分の乗り換え時間では間に合わず、1時間待ちとなってしまった。
ただ、そこで見つけたのが、このフリー切符、1番札所に最も近い駅は、和同開珎で有名な和銅黒谷駅、運賃は920円なので、とてもお得だ。
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都内から参加の走友とこの駅で待ち合わせ、4人で曇り空のなか走り始めた。
3kmほど走って最初の札所、四萬部寺(しまぶじ)、ここから今日はいくつ回れるか、走友たちにお昼は何が食べれるか楽しみと言われ、なにも考えていないことに気づいた。

2番札所へは登りが続く、先週のオクムの疲れがあるなか、良い練習になった。
そして下り、舗装路と山道の組み合わせ、途中、2番の納経所の寺に寄ってから3番を目指した。
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札所巡り、何回か道を間違えたが、順番通りに訪ねて、8番札所の西善寺。
ここの庭のもみじは素晴らしい、そして、社務所のなかには、走る神様「韋駄天」が祭ってあった。
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14時を過ぎ、さすがにお腹が空いたので、この寺の近くの蕎麦屋に行った。
閉店だったが、気持ちよく店を開けていただき、「丸重」を注文。
天丼とお蕎麦のセットで、老夫婦の楽しい会話とともに食し、旬のビワまでサービスして頂きとても美味しかった。
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西善寺のもみじの紅葉の時期にまた訪ねてみたい蕎麦屋だ。

9番札所を経て、横瀬駅近くの武甲の湯、ここで汗を流し、一杯飲んで、ひとまず9番までの札所巡りを終えた。
休憩や食事を入れて5時間ほど、20km弱の距離だった。

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