この大会名になってから3回目、三浦海岸スタートの大会を含めると、これが4回目のスポーツボランティア、最後尾を走るスィーパーをした。
過去2回は単独だったが、今年は、昨年と同様に旧知の女性ランナーMmさんと若手タフガイM君の3人で、8時のBスタートの最後尾に着いた。
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2人の若手がいたので、男女別のトイレチェックも怠りなく行えたと思う。
一昨年、一人で走った時には、最後尾だと思っていても、いつの間にか、更に後ろにランナーが走っているということが良くあった。
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エイドの燈明堂辺りから、明らかに遅れだすランナーたちがいる。
スィーパー3人で、前後を行き来しながら、久里浜に入った。
神明公園のエイドで、休んでいると、障がい者伴走の二人が来た、さて、どこで見過ごしたか、全く分からない。
ここから、野比海岸を経て、三浦海岸、剱崎の手前まで、同行することになったのだが、目と耳に障がいがある盲ろう者と伴走者もろう者だった。
2人とも音は聞こえないので、後ろに付いて話しかけても伝わらない。
三浦海岸から先は、歩道も狭く、横並びで走るのは危ない、前に出て、強引に引っ張ったり、押し込んだりするしか手がない。
何度も伴走をしたことがある、意志は通じていたのだが、今回ばかりは自分の力のなさを痛感した。

結局、剱崎手前のコンビニで、伴走者が手をクロスし、ここで止める意思表示をした。
ちょうど、リタイア回収車がいたので、良かった。

先に行くスィーパー二人を追いかけ、剱崎からは視覚障がい者伴走の後ろに付いた。
気温が上がったため、伴走者の方がバテていた。
さかんに、障がい者の方に申し訳ないと言っていて、改めてその難しさを感じた。
以前、風車があった宮川公園を目指すが、昨年とコースが変わっていて、けっこう難儀した。
その途中で、この二人もリタイアした。

城ケ島の関門時間が過ぎたので、直接、三崎に向かった。
Mmさんと三崎エイドで、最終ランナーたちを待つ、そしてゴール目指して走り始めた。
歩いたら間に合わないが、みんな、坂道でも走る。
ゴール関門時間が迫るなか歩いていたら、走る意思なしと収容車に乗せられるのは昨年経験した。
だから、みんなには、とにかく腕振りをして、ゴールを目指す意気込みを見せなきゃダメと伝えた。

最終エイドの引橋から、付いた女性ランナーは、途中で、ご主人と抱っこされた赤ちゃんに声援されていたので、なんとしてもゴールテープを切って欲しかった。
ギリギリ彼女が諦めないぐらいのスピードでわたしが前を走る、もうダメと言いながら付いてくる。
最後、ソレイユの坂の登りで、あと2分でゴール閉鎖のアナウンス、走りは変わらなく、もうダメかと思ったが、ラスト30秒のアナウンスで俄然スピードアップした。
関門の19時を数秒過ぎたが、主催者が、この方までゴールと認めますとアナウンスされ、こっちまでメチャクチャ嬉しかった。
スィーパーは、ゴール手前で終えるので、その後の彼女との接点は一切ない、ホント一期一会の出来事だった。

あ~、ダメと言われるまで、また、スィーパーをやりたいと思っている。
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