第四回本屋大賞の三位だった、三浦しをん著「風が強く吹いている」をやっと読めた。
昨年の秋に買ったのだが、なかなか読む機会がなく(細切れに読むのが苦手、読むときには一気に読むタイプなので・・・)まさに積読状態だったのだが、やっと読むことができた。

まさしく青春スポーツ小説だ、ボロアパートに住む10人の大学生、一部の学生を除き陸上には素人の若者達が、箱根駅伝を目指すもので、そりゃないだろと思うところもあるが、痛快だ。

そして、日頃ランニングをやるものにとって、響く言葉が「速く」ではなく「強く」、そう「強く」なのだ。
お勧めの一冊です。