2009年07月
先月の山中湖合宿で、友人が持っていたのがこれGARMINの「FORERUNNER 405CX」、GPS機能がうりで、走った距離、ペースなどが一目瞭然なのだ。
買うかどうかだいぶ迷ったが、マラソンは知恵のスポーツ、初心にかえり、自分の走りの解析の一助になればと購入を決断した。
もうひとつ購入の決め手になったのが、心拍計が付いていること。
先日のAED研修で、自分のことを理解していないと駄目だと実感した。
感覚としてでも良いが、このくらいの疲労感の時の自身の心拍数はどのくらいなのか?
ランニング中も、同じスピードで走っていても徐々に心拍数は上がってくる、それがどの程度なのか、まさに自分自身のことは自分で把握するしかない。
これは先日、出張で熊本で泊まった際に、翌朝走ったときのデータだが、こんなものまで記録できるようになっている、赤い線が走行軌跡。(画像をクリックすると拡大します)
横須賀の実家に帰るのに先立ち、三崎港まで足を伸ばした。
すると、海南神社で催される夏祭りが行われていた。
獅子の舞や、神輿、山車が狭い道をうねっていく、きっと古くから伝わるものなのだろう、伝統を感じた。
夏だからもちろん暑いが、海からの風は気持ちが良い、ビール片手に思わぬものが観れたのでまた嬉しかった。
遅めの昼食は、三崎といえばマグロということで、ヅケ丼を頼んだ、もちろん冷酒にイイダコの煮つけも、ヅケ丼はこれで1,000円しない、安いし美味い。
さて、帰りが大変だった。
バスに乗ったわ良いが、少し行ったところで渋滞に巻き込まれた。酔いもあり寝入ったのだが、起きてもバスが動いた気配はわずかだ。
三崎署のバス停で降り、一路京急三崎口まで歩くことにした。
なんとも皮肉なもので、降りたとたんにバスはすーと行ってしまった。しかし、同じ姿勢で座っていたので歩くのもまた良い、途中、農家の出店で西瓜を買ってしまったのが余分だったが、これもまたよし、結局、実家に着いたのは18時を過ぎてしまった。
6月の末に山形県村山市にさくらんぼ狩りに行った。
その帰り道、東根市内を通過しようとした時の街道名が「麩街道」という道だった。
確かに「麩」と書かれた看板を掲げている店が目立つ。
東根の六田地区は、羽州街道の宿場町として歴史があり、白水川の清流と湧水で、小麦の栽培に恵まれ、麩作りに適した土地であったと、わたしが立ち寄った「文四郎麩」に書かれている。街道沿いには老舗と思われる麩の店が点在していた。
そこで買い求めたのが、「ふかりんとう」に「ふどーなつ」だ。
ふかりんとうは黒糖をまぶしてあり、サクサクとした食感とともに、程よい甘さが口に広がる。ふどーなつは、砂糖とシナモンがからめてあり、これまた美味い。
今回は、サクランボ狩りがメインで、下調べを全くせずに行ったのだが、このように思いがけず、街道沿いで発見した麩、とても良かった。
前々から気になったいてネットブックを手に入れた。
今、利用しているノートパソコンはパナソニックのレッツノートで、バッテリー駆動が長く、それほど重くもないし、画面の解像度も良いので、なんら不便を感じることはないのだが、新し物好きというか、つい買ってしまった。
買ったのは、NECのLaVie Light。
Atom280で160GB、ワイヤレスLANはnに対応し、Bluetoothも使える。重さは1.14kgでバッテリー駆動4.2時間と毎日の持ち帰りにちょうどよい。
インターネットにメールにPDF閲覧と何ら問題ない、無線LANスポットがないと困るが、ここは割り切った。
そして、決めては何と言っても価格だった。
WordとExcelの二年間限定版がついて、48,500円、何年か前に買ったザウルスよりかなり安い。
目論見としては、これを1年間使いたおし、20,000円で売れないかと思っている。すると1年間あたりの費用に直すと、月にわずか2,400円。
そして、次はグーグルOSのネットブックがターゲットになるかな。
今日は、笹川スポーツ財団で行われた「スポーツの現場における救急救命講習」を受講した。
研修は、虎ノ門の日本財団で9時半から1時間ほど国士舘大学の田中教授による講習があり、その後、1時間半にわたり、中尾講師による実技講習が行われた。
心肺停止から5分間で、脳死に至る、この5分間が生死の分かれ目になる。
救急車をすぐに呼んだとしても、出動までには3分ほどかかってしまう、現場に着くのに5分過ぎていたら、もうそこでかなり厳しい状況に陥るのだ。
救命処置に関しては、刑法でも民放でも、重大な過失でない限り罪に問われることはない。胸部を圧迫して脳に酸素を送り込むだけでも、この5分間が延びることになる。胸部の圧迫により肋骨が何本折れようが、死ぬよりは良い。AEDがあるなら、これを使えるだけで随分と違ってくる。
救急車が来るまでのあいだ、このような救急救命処置をすることは非常に意味があると改めて感じた。
実技講習はロールプレイだ。
倒れている人を発見した時から、周りの人たちを巻き込み手分けして救急救命をする処置の仕方を繰り返し繰り返し行った。
胸部の圧迫は、AEDと交互に二分間行う、1分間に100回の割合で胸部を圧迫するのだが、このピッチも繰り返し行い手に覚えさせた。
とても一人ではできない、周りの人と一緒になって、交代でやらないと、いつの間にか押す力が弱くなってきてしまう。
最後に簡単なテストがあり、受講証をもらって終了した。
今日はとても良い勉強になった。
今週の月曜日から二泊三日で、中国の大連に出張した。
今、読んでいる本が司馬遼太郎の「坂の上の雲」の二巻目で、ちょうど、日清戦争の箇所、すなわち、大連、旅順がでてくるところで、そういった意味でも興味深かった。
大連までは、成田から3時間ちょっとで着く。
機内食を食べ、映画も全部は見れないような時間で着いてしまう、非常に近い感じがした。それでも、時差は1時間ある。
空港から町に向かうが、車のスピードが半端ではない。道路を横断する歩行者もなんのその、車が通るぞ近寄るなという感じだった。
町並みは、北京とも上海とも違う、大連は、観光地というよりは、ビジネスの街なので、そのように感じるのかもしれない、でも少し路地を外れると、あちらこちらに屋台が出て、その食べかすが路上に散乱している。
東南アジア特有のエネルギーと雑多さが同居していた。
写真は、オリンピック公園のモニュメント