気楽に行こうよ ♪

「中年ジョガーの四方山記」、「鷲宮弦代JC」と綴ってきたブログ、またお引越し、古希を過ぎ、一生懸命というほどの根性もなく、なるがままに・・・。

2009年08月

星に一番近い温泉

 万座温泉は、長野県との県境で群馬県側にある。 標高が1,800mほどで、近くにはエメラルドグリーンの湯釜をひかえた草津白根山がある。 リフトがあちらこちらにあり、冬はスキーで賑わっているのだろう。 泊まったのは、日進舘というリーズナブルなホテルだ。 温泉が六つあり、そのなかの一つが露天風呂になっている。 フロントを一度出て、外からこの露天風呂には入る、上空には遮るものがない、前面の景色も雄大で遊歩道を歩く人たちが見える。そう当然、向こうからも見えるはずだ。 夜もかなり更けてから、この露天風呂に入った。そして夜空を見上げると、満天の星だ。 温泉につかり、頭をヘリにのせて夜空を見上げる、いつまで見ていても飽きない。 誰もいないときには、風呂からあがり、大の字になって寝て真上をみる、寒くなるとまた湯につかる、この繰り返しで、心地よいひと時を過ごした。 ここは、もう秋の気配が漂う、朝の散歩時は気温が10℃ほどで、紅葉を始めた木々もある。 下界に降りれば、ゆうに30℃はあるのだろう、季節を感じる日々だ。 京都産業大学の陸上部長距離が合宿している。高地トレーニングの一環なのか、半ベソをかきながら走っている子もいる。 良いトレーニングを積んで、温泉でリフレッシュして、秋の大会につなげてほしい。

象山地下壕

 夏休み、終戦記念日から1週間たち、高速道路1,000円を利用して訪れたのが、長野市松代の象山地下壕。 今春の長野マラソン前日に初めて立ち寄って、深く考えさせられた。 この歳になっても知らないことがたくさんある。 特にこのような悲惨な事実を知らないのは、ある意味罪なのかもしれない。 後世に伝えなければならないことの一つではないのかと思う。 そして、今回は女房と長男を連れていった。 それぞれが心に思えばよいと思うので、あえて感想などは聞いていないが、知らされないということがどんなに怖いことか分かったのかもしれない。 その後、近くの象山神社にお参りし、昼は、竹風堂の栗お強を食した。

空飛ぶタイヤ

 久々に面白い長編小説を読んだ。 池井戸潤の小説は初めてなのだが、大当たり、この「空飛ぶタイヤ」は興味深く大変面白かった。 3e8bc6ae.jpg
財閥企業グループの自動車会社、そう何年前になるのか、リコール隠しで話題になったあの会社を彷彿させる設定。 重工や銀行を巻き込み、コンプライアンスなんてなんのそのという展開の中で、中小企業の経営者が何度となく挫けそうな中、歯を食いしばって経営していく、フィクションなのだが、そうなんだと妙に納得してしまった。 最後はハッピーエンドなので読後感も満足、ストレス解消には良い小説ですし、人間模様はなかなか考えさせられるものがありました。

大菩薩峠登山競走

 昨年に引き続き、大菩薩峠登山競走に参加した。 自宅がある埼玉からは、当日入りできないので、大会事務局から提供のあった民宿に前泊となった。 民宿「ひいらぎ園」は大会会場からも歩いていける距離で、上町入口バス停からは徒歩1分と便利な場所で、18畳に4人の相部屋だった。 夕食は外で、焼き肉とほうとう、ビール1本は頼んだが、あとは、ワインが一升瓶ででてきた。美味いので飲み過ぎて食べ過ぎてしまった。 翌朝は、6時前から餅つきで、これが朝食になる。大根おろしのからみ餅やぼた餅もあるが、黒蜜に黄粉で信玄餅、全部で6種類で、あとからあとから出てくる、みそ汁もおかわりし前夜に続き食べ過ぎた。 朝食が終わるころ、民宿のお婆さん、85歳だそうだが、登山競走頑張ってと、いざ出陣「武田節」を唄ってくれた、そして参加者一同「エイエイオー!」の出陣の勝どきをあげた。 民宿はこういうところが良い! 7時前に会場までナンバー引き換えに歩いて行き、民宿に戻って着替えをした。 仲間たちが揃っているころを見計らい、8時前には走る格好のみで再び会場に、仲間たちは渋滞につかまることなく来れたようで会うことができた。 気温が上昇するなか、8時半にスタート、毎度のことだが、いきなりの登りはきつい。 今回のテーマは、心拍数。 最大心拍数が180なので、その80%、144をターゲットに走るというもの。しかし、そう上手くはいかない、たちまち160弱まで上がってしまった。 4214fe04.jpg
しかし、そう苦しくはないので、この150台で前に進んでいく、しかし高度をあげていくと、今度は心拍数が落ち始めてきた、足を前に出すが、心拍数はあがらない、結局筋力がないということなのかもしれない。 大菩薩峠には、昨年より早くゴールできた。暑くもなく寒くもない、丁度よい気候で、さっそく、介山荘で缶ビールを買い飲んだ。 昨年と違い景色も良く、仲間たちと記念撮影をして下山した。 会場では、桃の食べ放題が行われていた、3個食べたが、もう腹に入らない。参加賞の桃二個を貰い、民宿に戻り風呂に入り帰路についた。 下山途中で、左足脹脛がピリッときたのだが、違和感というか痛みがある。 ゆっくり歩くのには支障がないが、走ることはできない、とりあえず湿布して床につくことにしよう。 この画像のトレースは、ガーミンの405CXによるもの。 6578afb1.jpg

誘拐

 五十嵐貴久の「誘拐」を読んだ。 Yuukai この作家の本は何冊か読んだが、いつも思うのは映像化を意識しているということ。 この「誘拐」もそうだった、もちろん面白い、一気に読んでしまう、途中、これはオカシイという箇所は、後半しっかりと説明がされていて矛盾点はそう多くない。 でも、そもそも、犯行を計画した者が、そんな理由でそこまでするかという疑問は残る。 まぁ、しかし、いろいろと悩みごとが多い時には、こんな本がすっきりする。

屋上ミサイル

 今年の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作が、この「屋上ミサイル」。 Okujo この本は、毎晩寝る前に読んだ。 ミステリーというと、だいたい、先へ先へと読み進んでいくのだが、数ページ読むと何故か眠たくなり寝てしまったことが何回かあった。 高校の屋上部という設定は面白いし、主人公たちのキャラクターも良い、だが、ミステリーとは言い難い。 本の巻末に大賞選考の評が載っているのだが、選者によって評価が全く違っている。 最高か最低なのだ、自分の評価はやはり後者かな。

遊戯

藤原伊織の遺作となったのが、この本「遊戯」だ。 この作家の著作は全部読んでいる、なにしろ寡作なのだ。 物語の設定がいずれも好きだし、文章力が素晴らしい、行間を読むというのがたまらない。 ただ、この「遊戯」は、完結していない。 短編連作なので、ワクワクドキドキ、次はどのような展開と思わせながら、次に進んでいくのだが、残念ながら、癌で亡くなられた。 ことの顛末はどうなるのか、知りたいが、もう読むことができない。 Yugi
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