首都大学東京というとあまり馴染みがないかもしれないが、東京都立大学をはじめ4大学を統合してできた公立大学で、学校名のあとに「大学」という文字がつかない唯一の大学となっている。
その首都大学東京の大学院ビジネススクールが、文部科学省「大学院教育改革支援プログラム(大学院GP)」の支援を得て先日開催したのが「公共経営のマネジメントと革新」というセミナーだった。
場所は京王プラザホテル、聴講者はそれこそ老若男女で盛況だった。
基調講演は、「地方自治体の戦略的イノベーション・マネジメント」というタイトルで、公共経営の課題から産業クラスターとなり、サッポロバレーが紹介された。
サッポロバレーは、クラスター形成の原点と言われている「マイコン研究会」から紆余曲折を経て現在に至るまでを、他の講師の方々も述べており、「夕張スタディ」「池田町の山ブドウ」など併せて、なぜか北海道のテーマが多かった。
しかし、なかなか勉強になった。
自身でも勉強したい題材なので、すこし落ち着いたらトライしてみたいと思っている。