2010年04月
前日の新幹線で長野に入ったのだが、途中、軽井沢駅では白銀の世界だった。
長野市内に入ってからも、屋根には雪が残っており、庭には桜が咲いているという、関東ではなかなか見れない光景を目にした。
その寒さが残るなか、マラソン当日、どのようなウェアで走るのか思い悩んだ。長袖Tシャツの走友もいるなか、気温が高くなるような感じを受け、薄手の半袖Tシャツにランパンにしたが、これは正解だった。
昨年と同じQちゃん(高橋尚子さん)がエールを送ってくれる中、8時30分にスタートした。
走友たちが少し前を走っている。
当初設定が、キロ5分10~20秒なので、まぁ許容範囲と言うことで足を前に進めた。
いつもそうだが、善光寺のあたりは多くの応援が出ている、左折すると下り坂になるが、この下りがまた気持ちが良い。
下りきって右折するところで、五十番の旗を持った走友Mさんがいたので、走りながら写真を撮った。
昨日行ったナンバー受付会場のビッグハットあたりが、10km地点になる。やはり左折するところで同じく五十番の旗を持ったTさんがいた、応援に感謝し握手をして分かれた。
気温は上がってきているが、給水は5kmごとに取るようにした。
給水テーブルは最初に招待選手のものがナンバー順に置いてあり、次に複数のテーブルに渡って、スポーツ飲料があり、その次に水がある。今回が初めてなのか分からないが、水のテーブルの後に、障害者用の給水テーブルがあった、これはとても良い、なぜ今までの大会でなかったのか不思議なくらいだ。
伴走をしていると分かるが、このような大型マラソンでは、給水を取ることがいかに難しいか、ランナーは必死なので、水を取るためにそれこそ体当たりしてくる。
伴走者は、その体当たりに耐えながら、障害者に水を取らなければならないので、このように別にテーブルが用意してあるのは大変良いと思った。
エムウェーブが17km地点、大きく迂回していく中で、Qちゃんとハイタッチして元気を貰った。
ホワイトリング25km地点手前では、マラソン完走クラブの走友達が大きな声で応援してくれた。
思わず立ち止りしばし談笑、アミノバイタルと乾燥梅干を頂いた、ホント感謝だ。
松代から上信越道沿いを経て千曲川沿いに出るとバッタと足が止まった。
距離を踏む練習をしていなかったつけか、そもそも前日との気温差のせいか、急にバテテきた。
事前に、4時間で完走して、制限時間5時間以内の完走を目指している走友を迎えに行くと伝えている。
自分のゴールが遅ければ、迎えに行くことができないと思いながらも、全く前に進めず歩きが入ってしまった。
こんな状態がラスト1km手前まで続いたが、ここで再び、五十番の旗があった。
ここで、大福を貰い炭酸を飲んだ、生き返った。
残りわずか数百メートルだが、猛然と走ることができ、ゴール手前では、再びQちゃんとタッチできた。
ゴール後すぐに、荷物を受け取り、携帯電話で走友の関門通過速報をチェックしたところ、35km地点を通過済み、しかも、それまでのラップを見ると制限時間内完走が十分可能と分かり、勇んでコースを逆走した。
実際は、歩くような走りだったと思うが、早く会いたくて走った。
続々と帰ってくるランナーにもうすぐだよ、完走したらこのフィニシャーズタオル貰えるよと声援しながら逆走した。
ちょっと、朦朧としているようで心配だったが、足取りはしっかりしていた。
歩道上から少し併走したが、さすがに疲れ、もう大丈夫かと思ったら足が動かず立ち止まってしまった。
あとは、ここ数年のパターンで、蕎麦屋「小杉」http://www.kosugi10.com/でビールに雪蕎麦天ざるの大盛りを頂き、元気回復し、長野駅まで走った(実際は歩きのペース)
これで、今年度のシーズンは終わった。
今年に入って、これが15回目の大会参加、ほぼ毎週とさすがに出過ぎた。
暫くはゆっくりと休もう。
出張帰りの昨夜、走友たちと長野マラソン完走のための栄養補給で、韓国料理を食べに行った。
場所は、新大久保駅から徒歩5分程度、メインの通りから外れており、あらかじめ教えられていなければまずたどり着けない。
この狭い通りにいくつも韓国料理屋が軒を連ねていた。
先着していた走友たちは、既に生ビールは終えており、黒豆マッコリを飲んでいた。
これが口当たりが良くなかなか旨い。
テーブルには、沢山のつまみが載っていたが、さらに、ここで肉を注文した。
余分な油を鉄板の中に貯めないようにガスコンロを傾斜させているので、肉も美味い、これならランナーにも優しい。
友人曰く、今夜は日本人が多いとのことで、普段は韓国の人たちが立ち寄る店だそうだ。
店のなかは、どちらかというと女性が多いが、これは、店員が韓国イケメンとのこと、そう言われれば確かにその様な気もした。
大いに飲み食べた、これで栄養補給も万端、長野マラソン完走は間違いないと思う。
昨年に引き続き、第2回おやま思川ざくらマラソン大会に参加した。
アクセスが良く、宇都宮線の間々田駅から徒歩20分程度、会場までの途中には、昨年の5kmのコース上でもあった桜並木のなかを通る。タイミング良く満開だった。
今回は10kmにエントリー、走友とスタートで並んでいたら、スタッフがスタート時間を20分遅らせますと言っていた。並んでいる人たちからはあまり文句も出ない、田舎の大会、ボランティアの暖かい接し方が幸いしているのかもしれない。
10時21分にスタート、この辺りは田園地帯、田んぼのなかの道路を行くが、直角に曲がる場所がしばしば出てくるので要注意だ。
思川沿いに出ると菜の花の香りがしてくる。給水箇所もしっかりあり、問題はなかった。
5km、10km、ハーフと1分間隔によるスタートと同一コースということで、コース間違えやトラブルが発生しないかと思ったのだが、表示もしっかりしており、これも順調だったように思う。
最初に飛ばし過ぎたようで、後半タイムが落ちてきたが、なんとかしのぎ、ゴールした。
タイムは、45分40秒
50歳代順位 34位
総合順位 168位だった。
走友と酒屋でビールを買い、桜並木で花見しながら、ハーフの仲間を待っていたところ、その走友が3位入賞で花見の場所に行くのが遅くなるとのこと、嬉しい知らせに、ますますビールが進んでしまった。
良い大会だ。
最近は特に都市部のマンモス大会が多いなか、自然のなかで地域を感じながら走れるのは新鮮だ、来年もぜひ参加したい。
今日は4月1日ということで、新年度のスタートだ。
わたしが勤める会社でも3名の方が加わるということで、入社式が行われたが、この入社式をUSTREAMを利用して式に参加できない社員向けにインターネット中継をした。
USTREAMの日本語版は5月にリリースと聞いているが、英語版では、昨年の事業仕分けの模様やタイガーウッズの関係者向けの会見などで既に盛んに使われている。
無料だし、家庭用ビデオカメラかWEBカメラがあればことは足りる。
情報の非対称性と言われる中、遠方の社員も生中継で情報を共有できるメリットは計り知れない、少しでも非対称の解消の一助になればと思っている。