「君よ勝田の風になれ!」というフレーズが有名な勝田全国マラソンの参加は、今年で4回目になる。
ただし、前回の参加は7年前になる。その当時は、建国記念の日の2月11日が毎年の開催日だったのだが、何年か前から1月最終の日曜日に変わった。
それにしても今年で59回目の大会、十分な歴史を感じる。
この大会のスタート時間は、市民マラソンには珍しく、11時になっているので、楽に会場入りできる。しかも、ナンバーカードは事前に送付されているので助かる。
参加賞の完走いも(乾燥芋)とプログラムを受け取り、着替えて、荷物預けをした。
スタートは、商店街の道路。
最近は足底筋が痛むほかに左臀部が痛くなるので、事前にロキソニンを一錠飲んだ。あとの一錠はナンバーカードにテープで貼り付けて、さらに痛みが増したら飲むという算段だ。
11時にスタート、スタート地点通過まで1分20秒ほどかかった。
駅の方向にしばらく進み、左折すると大きな通りに出る。
中央分離帯を挟んでどちらの路面でも良いのだが、右側は日陰で寒く、多くのランナーが日差しのある左側に移って行った。
今日の設定タイムは27分30秒/5kmとし、厳しくても30kmまでは我慢するという事にしていた。
勝田のコースは、小刻みなアップダウンの連続になる。
調子が良い時は上手く切り返しができて気分転換になり良いのだが、本調子でない時は、これがなかなか苦しくなる。
まずは順調な滑り出しだった。
暑くないので水分を取らない、ハーフまでは三回ほど口に含む程度だった。
足底が痛み出し、ロキソニンを飲んだ。
足のバネが無くなり、右臀部が痛み出し左足大腿四頭筋が攣りそうになってきた。
25kmまでは、設定タイム通りだったが、弧線橋の登りでつい歩いてしまい、ここからドンドンとペースが落ちていった。
頑張るとすぐに足が攣りそうになる。
30kmを過ぎてからは、だいぶ歩きが多くなってきた。
39km付近でOさんに抜かれた。
あと少し頑張りましょうと声を掛けてもらったが、もう足は前に出なかった。
4時間を過ぎ、占有時間を過ぎて、ランナーは歩道を走ることになった。
もちろん、信号遵守なので、赤信号になれば待たなければならない。
最後、ゴールの石川運動広場に入った。
4時間22分34秒、ネットで4時間21分15秒だった。
男子総合順位は、4,324位。
男子の参加人数は、9,000人以上と言っていたので、こんなに歩いても半分以内に入っている、何か不思議な気分だ。
気持ちとしては、フルマラソンの方が、ウルトラマラソンよりもきついと改めて感じた。
ゴールして体が急速に冷え込む。
素早く着替え、会場を後にした。
GARMIN Forerunner 405CX による軌跡