東日本大震災から立て続けにエントリーした大会が中止になった。
そして、やっと走れるのが、この塩嶺王城パークライン10マイルマラソン大会だった。
この大会は、岡谷市、塩尻市、辰野町の2市1町を駆け抜けるもので、晴れていれば北・南・中央アルプスや八ヶ岳、諏訪湖や松本平の絶景が楽しめるというが、今日は残念ながら雨だった・・・いや、大雨だった。
土砂降りのなか、8時少し前に大会会場の鳥居平やまびこ公園に着いた。
早速、受付を行い、ナンバーカードと参加賞を頂いた。
ナンバカードに記録計測のICタグが付いているのだが、そのタグが、東日本大震災復興支援チャリティタグとなっていた。
ゴール後に自らタグを外して回収ボックスに返却すると、10円を東日本大震災の復興支援金として寄付される。
ナンバカードもチャリティナンバーカードで、こちらは一枚につき1円が寄付される。
一つの大会で、ランナー1人で11円の寄付になるわけだ。
こんな取組みを今年限りでなく、いつまでも様々な大会で行って欲しいものだ。
そして、2市1町にまたがるということで、参加賞も例年、地元のものが三つ貰える。
毎年、参加賞は変わるらしく、今回は、岡谷市の「そばかりんとう」塩尻市の「石窯チーズパン・石窯クルミレーズンパン」それに辰野町の「生貯蔵酒 夜明け前」だった。
この大会を教えてくれた走友が、ここは頑張らない、そして、その後の長い下りも、後半の登りのために目一杯は行かないようにとアドバイスをくれた。
その通り、最初の1kmほどはゆっくりと登る。
その後の下りは気持ちが良い程度にスピードを出すが、無理はしない。
下り始めてしばらくすると、最初の給水、信州塩尻農業公園を横に見た。
コース上に何ヵ所かのため池があったが、何か面白そう、今度一度来てみようかと思った。
集落を抜けると、8km付近から登り始める。250mほどを登る、とにかく足を止めない、歩かないと肝に銘じた。
13km付近だろうか、なだらかになり、暫くして下りが始まった。
あとゴールまで2kmほど、思いっきり飛ばした。
ジェットコースターみたいなコース、特に最後のカーブからは、転がってしまうかと思うほど足を動かした。
ゴール後、直ぐに完走証が発行され、運営は非常にスムーズで良かった。
来年参加したい大会がまた増えた。
雨が降り続けていたので、早々に会場を後にした。
中央高速道の諏訪湖サービスエリアで温泉に浸かり、渋滞にはまる前にと帰路についた。
GARMIN Forerunner 405CX による走行軌跡
アップダウンが良く分かります。