今年で13年連続の参加になる。
参加し始めたころは、オリンピックや世界陸上の代表選考レースだったこともあり、この大会に出るのがとても楽しみだったが、今は、スタート・ゴールの場所も変わり、コースも大幅に変わってしまい、昔の面影はない。
それでも毎年参加するのは何故か?
ここに来るとリフレッシュできる何かがあるのだろうと思うしかない。
軽い食事と簡単なストレッチをして、荷物を預けた。
スタートの30分以上前に並んだ。
日差しが強い、並んでいるだけで消耗しそうだ。
12時10分にスタート、まずは順調に足を運んだ。
3km手前あたりで、昨日、ニトりファミリーマラソンを一緒に走ったNさん家族の応援を受けた。
毎年、応援してくれて、いつも感謝の思いで一杯になる。
それにしても暑い。
スタート時の気温が29度、湿度はだいぶ低いようだが、やはり、堪える。
25kmまでは、5分30秒ペースの予定だったが、早くも13km辺りから落ち始めてきたが、この辺りだろうか、Nさん家族が地下鉄を乗り継いで、再び声援を送ってくれた。
18km付近では、今年も温泉マンさんがデジカメとビデオで撮影しながら応援してくれた。いつもいつも暑い中、いつ来るか分からない私を待っていてくれている、感謝。
やはり、足が重い。20kmでは、もう、6分/kmになってしまった。
いつも思うが、この新川通は長くて辛いコースだ。
折り返して、29km手前で、再び温泉マンさんがいた。
「大丈夫ですか?」と、傍目にもだいぶ弱っているように見えたのだろう。
足が攣りだし、しばしば、足を止めてしまう。
少し歩き、そして、走り始めるが、大腿四等筋も脹脛もまたピクピクと攣るような感じになる。
徐々に慣らしながら走り始めるが、時間も時間なので、リタイアが頭をよぎった。
氷を貰い、帽子の中に入れて冷やす。フォームは滅茶苦茶で、頭が右に傾き体が横に揺れるように走った。
ここで、スポーツボランティア研究会の仲間である東海大学のS教授から給水を貰い、しばし立ち話をした。
あと、2kmほど、ここで、また、走り始めた。
JRをくぐり、道庁を横に見て、大通公園に入った。
タイムは、4時間36分19秒だった。
春先から、結構、真剣に練習したつもりなので、ショックだ。
ただ、故障をかかえながらだったし、故障の悪化を防ぐため、長距離練習をしなかったので、ある意味、当然の結果なのかもしれない。
さて、来年も参加するかは微妙だ。
同じコース、同じ時間にスタートなら、今年のリベンジも含め、参加を考えるかもしれないが、北海道マラソン自体の魅力が年々薄れていくような気がしてならない。
それでも好きな札幌だ、また訪れたい。