この大会は、今年で5回目の参加になる。
埼玉県で唯一のフルマラソンなのだが、奥武蔵グリーンラインのコースは、埼玉県比企郡毛呂山町から秩父郡横瀬町を走る林道で、林道奥武蔵1号線・林道奥武蔵2号線を中心に20以上が合流しており、全線が舗装されていて、バイクツーリングのコースとも重なっている。
コース途中には、顔振峠、関八州見晴台、苅場坂峠、大野峠などハイカー名所も多数あり標高差は800mほどになる。
コースの一部のみ山道に入るが、これが物見山に至る個所で、頂上で折り返しになる。
スタートは、高麗神社で7時半から1時間30分の間のウェーブスタートになる。都合の良い時にいつでもスタートできるというところが良いのだ。
走友が車で高麗川駅まで迎えに来てくれたので、7時過ぎには高麗神社に着いた。
受付を済ませ早々に着替え、トイレに行って、7時45分頃のスタートになった。
この大会は、エイドも充実している。
給水は、水にスポーツドリンクにコーラが必ずある。
給食は、パンにグレープフルーツ、バナナ、トマト、梅干し、塩などがあり、30km地点では、栗おこわ、トン汁、お汁粉を頂き満腹になった。
また、急坂を下る手前35.4km地点では、最後のエイドということでソーメンも頂いた。
走りと言えば、後半、足底筋の痛みはあったが、テーピングの効果か、極端に痛みを増すことはなかった。
どんなにきつい登りでも最低ハーフは歩かないと決めて、それが実行できたのが良かった。
ただ、後半になると歩きが入り、県民の森ではトイレに寄って休憩をしてしまった。
最後のエイドを過ぎたら急な下り坂になる。足が残っているか心配だったが、なんとか粘れ、一気に下ることができた。
タイムは、自己計測で5時間36分と昨年より30分も遅かったが、秋の気配漂うこのコースは好きだ。
近年流行の都市マラソンとは違ったローカル色強いこんなマラソン大会が好きだ。