長野マラソンの一ヶ月前、長距離走をしなければいけない時期、とても練習では30kmは走れないとエントリーした大会だ。
しかし、大会前に聞いた情報は、壁のような坂があるとか、あんなキツイところは精々3周が限度だとかという話しで正直、若干だが気が重かった。
ところが、大会あいさつでは主催者が、高速レースになるのでサブスリー目指してなどと言っている、いったいどっちが正解なのか?
宮沢湖は自宅からは交通が不便だったので、車で行ったのだが、思いのほか早く着いた。
7時からナンバー引換だったが、6時半過ぎには対応してくれて、駐車場に戻り、車の中で着替え、開会式の8時前にもう一度広場に行った。
コースは、宮沢湖周辺の7kmのコースを6周回するもので、フルマラソンに足りない195mは、スタート時に調整されて一度、逆方向に100mほど進み、折り返して周回に入ることになっていた。
スタート・ゴール地点は舗装路だが、あとは、1kmちょっとが砂利道で、6km弱はトレイルとなっている。
さすがに1周目は様子が分からないので、自重し、ゆっくりと進んだ。
前半はゆっくりなアップダウンだが、第二給水を過ぎたあたり、4.8kmほどから、高低差がきつくなり、すっ飛んではいけないほど落差が急な下りもあった。
辛抱強く、周回を重ねるしかないが、その度に、歩く登りが増えていく。すると不思議なことに見える景色も違って見えた。
足底筋の痛みがひどくなり、ロキソニンを一錠飲んだが、収まらず、1周回後にさらにもう一錠飲んで痛みをこらえた。
この主催者の大会はどこでもそうだが、エイドが充実している。
色々とあったのだが、わたしが口に入れたのは、飲み物で、スポーツドリンク、ジュース、コーラ、お茶だった。
食べ物は、パン、蕎麦、おにぎり、お汁粉、フルーツポンチ、それに、暑かったので、梅干しに塩は助かった。
1周目の7kmは50分を切っていたが、最後の6周目は60分を少し超えてしまったが、なんとかゴール。
トレイルでフルマラソンはかなりシンドイが、違った面白味があって、これはこれで楽しめた。
ゴール後は、走友と温泉に浸かりさっぱりとして家路につくことが出来た。