北海道マラソンの参加は、今年で15年連続となる。
以前は、制限時間が4時間だったので、関門に引っ掛かり2回リタイアしている。
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この大会でのベストは、2004年の大会で、タイムは3時間49分38秒だ。
ワーストは、昨年で、4時間54分55秒なのだ。
今年の目標は、完走はもちろんだが、11月の大田原マラソン、4時間制限の大会を完走するための走りを意識するというのを大きなテーマにした。

速くも強くもないランナーだが、陸連登録をしているので、Bブロックからのスタートになる。
大通公園からちょうどテレビ塔が見える。
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そのテレビ塔の時計表示が、8時59分50秒から、10秒前のカウントダウンに変わった。
気温は26.5℃、湿度51%、9時にスタート、丁度30秒でスタートラインを超えた。
中島公園に向かって走る、5kmほどまでは緩やかな登りだ。
まずは順調なスタートだったが、登り切ったあたりから、気持ちが悪くなってきていた。下りなので少し速めるつもりだったが、体調がなぜかおかしいので自重した。
違和感は続いたが、18km付近であろうか、いつも同じ59bf11bc.jpg

場所で応援してくれているHさんを見つけ、手を振ったあたりから、気持ち悪さがなくなった。
単調な新川通を進む、23km地点では、Sさんご夫妻が応援してくれた。
応援は何にもまして力になる。
もう当初のテーマを忘れてしまい、足を留めない事だけを思い腕を振った。
黒い雲が広がり、あっという間に土砂降りになった、走る分には関係ない、むしろ暑さが引くのでありがたいぐらいだ。
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ただ、応援の人たちやボランティアの人たちは大変だ、感謝しつつ前を行く。

北海道大学のなか、40km地点の給水は、毎年、東海大学の学生が担当、S先生がいるはずなのだが、見つからなかった。
道庁を過ぎ、大通公園を右折すると、すぐにゴールだ。
4時間34分03秒となんとも中途半端なタイムで、テーマのクリアも忘れてしまった。

ここ数年は、毎年、もう来年は参加を止めようと思うのだが、さすがにこの体たらくでは止めるわけにはいかない。
完走メダルを首に掛けて貰い、フィニシャーズタオルを肩に掛けて貰って、そのままの格好でホテルに戻った。
仲間たちとの打ち上げ、ジンギスカンが待っている、シャワーを浴び、少し横になって、札幌の街に繰り出した。
ちなみに、フルマラソンの完走人数は10,071人/12,704人(完走率:87.5%)だったそうだ。